「自分もやってみた」的な記事にならないよう注意したいと心掛けてはおりますが、余ったSSDを活用してポータブルUbuntu環境を作ってみたら、随分便利でびっくりしたのでご参考までに。。ポータブルUbuntuが出来上がると、小さなSSD(USBメモリも可)を一つ持ち歩けば基本的にどのPCを使ってもいつもと同じ環境が使え、とても安心・便利です。因みにこのブログ記事もポータブルUbuntu環境で執筆しております。
こちらが余ったSSD(mSATAタイプのもの)を入れるためのケース(USB3.0)です。サイズは 67x39x9.5mmほどで、アリババで1000円(送料込)でした。
特に使い比べた訳でもないのですが、軽量そうなLubuntuを気に入って使っています。昔からLinuxを使っていた訳でもなく、MS-DOS3.3やWindows3.1(+PC-9801)時代からMicrosoftのお世話になっており、今でもWindowsユーザーです。
ポータブルUbuntuの作成の工程は次の0)~3)という感じで、「どのPCでも使えるポータブルUbuntuにする」ための工程が2)3)になる感じです。工程2)3)はblueさんの素晴らしい記事をリンクさせていただきました。
0)インストール用のライブUSBメモリを作る
WindowsでUbuntuのインストールUSBメディアを作成する – diagnose-fix.comを参照
外付けハードドライブにUbuntuをインストールする方法–Linuxのヒントを参照
※ステップ1は「0)インストール用のライブUSBメモリを作る」とやりたいことは同じです。
【Ubuntu】【上級者向け】Grubブートローダをインストールする – 茱萸noteの「Grubをインストールする」を参照
3)どのPCでも2)でインストールしたGrubが見つかる様におまじないをする
【Ubuntu】【上級者向け】Grubブートローダをインストールする – 茱萸note の「USBメモリや外付けHDDを他のPCに挿してUbuntuを起動させたい場合」を参照
出来上がったデスクトップはこんな感じです(ポータブルだからといって何も違いはないのですが)。プライベートで使う分にはオフィス系のソフトは最初からUbuntuに入っているLibreOfficeで十分です(もちろんWindowsでも使用できます)。画像編集ソフトには「Pinta」(要インストール)。筆者はブログの画像の編集は切り取ってリサイズぐらいしかしませんが、このソフトで十分すぎます。Windowsでは「paint.net」を愛用しておりますが、ほぼ同じUIでストレスなく使えて助かります。同じくインストールが必要ですがブラウザも「Chrome」が使えます。ネット上には「Ubuntuを入れたら最初にやること」みたいな記事が沢山あるので、参考になって本当に助かります。
今はクラウドでドキュメンや画像の編集はできてしまうので、ブラウザが使える環境さえあれば十分かもしれませんが、ブラウザが使える環境自体は準備しないとなので、いつものブラウザが使えるというだけでもポータブル環境はメリットがあるかなと思います。このポータブル環境だけケアすれば良くなるので、OSの更新も楽になるというメリットもあるかもしれません。
一方で、環境に依存しすぎて「いつもの同じでないと何もできないっ」ってなってしまうとそれはそれでいざという時に困りますね。慣れた環境がいつも使えるに越したことないですが、緊急時のケース(自分のPCが壊れた...、暫く自宅を離れないといけない...、etc)にも普段からある程度慣れていた方が良さそうです。そういう意味では、いつもはWindowsだけど、Linux(Lubuntu)環境にも少し慣れておこうというモチベーションで使い始めたのですが、段々後者の方が良くなってきてしまい、このままだとこっちに依存してしまうことになるかも知れません。。。結局今回もまた締まりのない話になってしまいました。。。
因みに、、、小職がはてなスターを付けさせていただく場合は最初から最後まで読んでからポチっとすることを心掛けておりますが、読むのも得意でないので特に長い文章の場合はめげてしまいます。。そんな時はこちらの様な読み上げソフト(ブラウザ拡張)の力を借りております。。